【悪用厳禁】人生イージーモード!?明日から使える心理学。
5月も中旬に入りましたが、新しい環境にはなれましたか?
あんまり馴染めていない人や本来の自分を出せずに悩んでいる人もいるかもしれませんね。
そんな時は人生を一度実験として使ってみましょう。
実験と考えると案外楽に生きられそうでしょ?
心理学ではいろいろな対人関係における実験が行われており、様々なことがわかってきています。
ある対象を評価をする時に顕著な特徴に引きずられて
他の特徴についての評価が歪められる現象のこと。
例として、ある人が難関大学卒であったり、スポーツに優れていたり、
字が上手だったりする場合、その人が学力や体力や字の上手さにおいてだけでなく、
人格的にも優れていると思い込んでしまうケースが挙げられる。
良いイメージの有名人やタレントを通じたCMや広告の場合
その商品やサービスを使用していなくても、良いイメージを視聴者に与える。
一方、CMに起用されたタレントが不祥事を起こしたりすると、
商品自体に何の不満も覚えていなかったにもかかわらず購入意欲が削がれたりする。
結局は世の中第一印象ってことですね。
ポジティブにとらえるとはじめの印象さえGOODならその後ある程度失敗があっても先入観でよいイメージのまま保たれる可能性が高いという事ですね。
男性はこれが顕著に表れ、合コンなどでは3秒でこの子がいいという事が決まるのだそう。
結局は見た目と表情ですね。
それが伴っていないとまともに正確なんか見てもらえないような皮肉な世界。
単純接触効果は、繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。
何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる。
たとえば、よく会う人や、何度も聞いている音楽は、好きになっていく。
図形や、漢字、衣服、味やにおいなど、いろいろなものに対して起こる。
さっきのハロー効果と比べると対になっているような気もします。
はじめの印象が悪くても一緒にいる期間が長ければあれ好きかも?ってなるという事ですね。
これは女性が当てはまりやすいのかなと思います。
女性は長く付き合えば付き合うほど好きになりやすくなって、男性は告白した時がピークでそこから好感度は下がっていくとよく聞きますよね。
あきらかに答えが分かる問題を出す。
7人の回答者がいて、そのうちの6人が全員一致で正解とは違う答を述べた後
最後に答える人は、他の6人(実はサクラ)と同じ答を選びやすくなってしまう。
これは協調性を大事にする、悪く言えば自分を持っていない日本人に顕著に表れるのではないでしょうか?
他人の目を気にして自分が正解だと思う事に進めないという事がよくありますよね。目立ったことをしている人を嫌ったりするからそれを見て嫌われたくなくて人と同じことをしている的な。
人と同じ服を着て、流行りのお店でスイーツを食べ、皆が良いという映画を見て、皆と同じ流行りの髪型をして、、
はい、量産型大学生の誕生ですね。
実際には誰にでも当てはまるようなどうとでも取れる事を
自分だけに適用される極めて正確な内容だと思い込んでしまう心理学的な現象の事。
占い師や詐欺師たちに騙しのテクニックとして利用される。
例:A型だから綺麗好き(A型以外にも綺麗好きなO型もいる)
何か最近悩み事があるでしょう?(誰にでも何かしらの悩みはある)
自分をわかってくれてるんだという喜びの方が大きくて、
本当に自分のことがわかっているのかという事実把握を放棄しているんですね。
落ち込んでそうな人には、なんかありきたりなことを分かった風な深刻な顔をして、分かった風に相談に乗るのがおすすめ。
相手が認めやすい提案をして、それに承諾したら次々とオプションを要求していく方法。
欲しいと思っていた商品が格安で売られている。
こりゃ、ラッキー!と思って「買います」と言ったとたんに
「1年保証はありません」
「実はこのサービスに加入しないとやすくなりません」
と次々にオプションが提案され、そうした方がいいよなーと思って受け入れてしまう。
結果的にはとんでもない金額になってしまう。
ロー・ボールとは、受け取りやすい球をまず捕らせてしまえば
次の要求も受け入れざるを得ないという意味。
これは初めの要求がハードルが低いと入りやすくて結局気づいてみたらめちゃくちゃ損をしていたっていうパターンですね。
一度懐に入ればこっちのものだって感じまるで柔道ですね。
歪みやズレを感じさせない左右対称の物・人に対し
「美しさ」や「安定感」、「誠実さ」や「本物感」などを感じ取る効果の事。
意識的に対称性を作り出す事で、全般的な好感を印象付ける。
これはわかりやすい例だと笑っている時に、
笑顔が左右対称になっていない人の笑顔はなんか悪だくみしていそうな顔に見えて、好感をもてないっていう事ですね。
このように心理学を知っていてうまく活用できれば、人生案外イージーモードで過ごせるかもしれませんよ。
とりあえず実験台として明日初めて会う人に、
ハロー効果でめちゃくちゃ明るい人を演じてみましょう。
演技力が試されますが結果はどうでしょう?
それは明日のあなただけが知っていますね。
それではまた明日です。